バイオフィルムとメインテナンスの重要性|女性向けの入れ歯(義歯)の治療・相談|埼玉県さいたま市浦和よしはら歯科

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バイオフィルムとメインテナンスの重要性

投稿日:2016年10月21日

カテゴリ:スタッフブログ 院長ブログ

バイオフィルムとメインテナンスの重要性

女性専用入れ歯サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は、歯科衛生士から治療後のメインテナンスの重要性についてブログを書きたいと思いますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。当院では、治療が完了した患者様には、定期的に歯の健康診断と歯のクリーニングをお受けいただき、良好な口腔内環境を長く保っていただけるようアドバイスさせていただいております。私たちのお口の中には300~700種類の細菌が生息しているといわれており、歯をよく磨く人であっても1,000~2,000億個もの細菌が存在し、ほとんど歯を磨かない人では1兆個もの細菌がすみ着いているとさえ言われています。

バイオフィルムとメインテナンスの重要性

想像するだけですごいと思いませんか?私たちのお口の中はバイ菌だらけという訳です。そのため、細菌をコントロールするために、毎日しっかり歯磨きしているわけですが、実はきちんと磨かれていない事はご存知でしょうか?

毎日、朝昼晩で歯みがきをしているのに、虫歯も歯周病も進行してしまう。なぜでしょうか?
実は、これらの理由として『バイオフィルム』が歯の表面に残っていることがあげられます。

『バイオフィルム』とは、細菌が出すネバネバの膜です。似たようなもので例えるならば、お風呂の排水管のヌメリみたいものです。バイオフィルムがあることによって歯の表面を覆って、虫歯や歯周病菌が増殖してしまうのです。そのため、きちんと歯みがきをしていても歯周病が進行してしまったりするのです。

しかも、このバイオフィルムは歯磨きでは取ることができません。

このバイオフィルムは、専門の歯科衛生士がいる歯医者で、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)という歯のクリーニングをすることで、効果的に除去するしかないのです。PMTCは、特殊な器具を使って歯のクリーニングをしますので、高い確率で「虫歯」や「歯周病」の発症を防げます。

バイオフィルムとメインテナンスの重要性

バイオフィルムとメインテナンスの重要性

しかし困ったことに、バイオフィルムは一度キレイにしても、また細菌によって再生してしまいます。よって「定期的に歯のクリーニング」をすることが大切なのです。バイオフィルムの形成期間は3か月と言われています。患者様のリスク(歯や歯肉の強さ、清掃状態など)にもよりますが。なので、3か月間隔で定期検診に来院され、PMTCを行うのが理想的ですね。

もちろん、お口の健康状態を維持するには、PMTCだけでは叶えられません。毎日の歯磨きと両方のバランスが大切なんです。当院では、PMTCはもちろん、ご自宅でのお手入れ方法のレッスンも行っております。

 

当院の入れ歯治療により、歯が綺麗に蘇った方は、その状態をできるだけ長く保つためにも、歯のメインテナンスを継続していただき、より一層の歯の健康を維持していただければと思います。

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