ミラクルデンチャー症例118(60代 女性)

ミラクルデンチャー症例118(60代 女性)

製作したミラクルデンチャー

治療の概要

入れ歯治療の解説

こちらの方は、よしはら歯科クリニックが運営する、女性のための入れ歯サイトをご覧になり、無料相談を利用され来院されました。これまでにいくつかの歯医者さんを探され、入れ歯に特化して、症例数の多いところで見つけて頂いたそうです。

臼歯部の咬合がない状態で、前歯にダイレクトに力が加わり、前歯部の動揺が始まってきておりましたので、まず臼歯部の残存歯の抜歯と同時に即時義歯をセットし、咬合を確保しました。

本来入れ歯の型採りは歯を抜いた状態で行うものですが、歯が残っていても、そこが無い状態をシミュレーションし、抜歯する前に義歯を用意しておく方法をとりました。これを即時義歯と言い、歯がない期間を作らず審美的なニーズに応えるだけでなく、治療を早く進めることができるメリットはありますが、あくまでも仮の義歯となります。

一般的には製作や調整の難易度が高く対応しない歯医者さんもあるようです。仮義歯をミラクルデンチャーでセットし、咬み合わせの治療に入りました。挺出（噛み合う歯がないため延びてきてしまう状態）している歯の高さを合わせたり、むし歯の神経の処置、歯周病の治療などを並行して行います。

これまで咬み合わせが一部ずれていた部分を調整、左右のバランスを整えて、リハビリをする間に、次に下顎の治療も進めました。そして、最終的にコンパクトで見えないところを金属で補強された最終義歯「ミラクルデンチャー」をセットしました。

奥歯には、ミラクルアルファという保定装置も使用し、安定して周りの歯に負担をかけないような設計になっています。

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