「良き歯科医院が見つかり、良かったです」(50代 女性)
No.87「良き歯科医院が見つかり、良かったと思っています」(50代 女性)
患者様アンケート(抜粋)
どこかに良い歯科医院がないかなと探しておりましたが、吉原医院の様な良き歯科医院がみつかり、大変ありがたく良かったと思っております。
作製したミラクルデンチャー
治療の概要
年齢・性別 | 50代 女性 |
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治療費用 | 上顎ミラクルデンチャー 約715,000円(税込) |
治療期間・治療回数 | 約6ヵ月(計12回) |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
今回ご紹介する方も、ホームページの入れ歯相談で来院されました。上顎の義歯(入れ歯)の不具合を解消し、外れたり、ずれたりしなく、痛みが出ないようなものにして欲しいといったご要望でした。
総義歯、あるいはインプラントとの併用など、様々な治療方法について相談した結果、残っている歯根(歯の根っこの部分)をできるだけ活かして、あまり大きくならない入れ歯として、ミラクルデンチャーを採用しました。
義歯治療の場合は、噛み合わせが非常に重要になってくるため、まず右側の下顎が下がって、平面がずれている状態の治療から始めました。噛み合わせの左右の面(咬合平面)を合わせるために、噛み合う下の歯を伸ばして高くし、残っている歯や歯ぐきを健康な状態に近づけるための歯周病治療を平行して行いました。
入れ歯を固定する装置としてOPアンカーを採用しました。これは、入れ歯側には特殊合成ゴム製のOリングを取り付け、土台となる歯根に鋳造した金属を埋め込み、はめ合わせることで維持力を発揮するアタッチメントです。少ない本数でも十分な固定力が得られ、金属のバネもいらず、審美的にも喜ばれています。
最近では、入れ歯治療よりもインプラント治療に取り組む歯科医院が増えてきています。特に若い世代の先生の中でには、一生懸命インプラントの勉強をされ、優れた技術を駆使して患者様の健康のために提案されるところもあります。
一方で、入れ歯治療となると、これに特化して研究を重ねている歯科医院は少ないように思います。よしはら歯科クリニックでも、ケースによっては入れ歯よりもインプラントの方が好ましいと診断される場合、ご希望があればインプラントでの治療を選択しています。入れ歯がありき、インプラントありきではなく「その人に合ったものありき」ということになります。
私たちが大切にしていることは、治療前の診断と相談です。考えられる治療方法を一旦すべて検討のテーブルに乗せ、患者様と一緒に治療計画を立てて行くというオーダーメイドのプロセスです。治療方法には、それぞれメリットとデメリットの両面があります。すべての面で100点の治療はなかなか実現できないのが現状です。どんなに優れた治療を行っても、自分の歯にはかなわないからです。
だからこそ、自分の歯の健康を、専門家と一緒に納得できるまで話し合いができる前工程が重要になってきます。当院が行っている入れ歯相談は、限られた時間でありますが、保険証も費用もいらない無料です。そこからご希望であれば、その次に初めて検査やより具体的な診断に進んでいくものです。お気軽に利用ください。
※ミラクルデンチャーは薬機法上の承認を得ておりません。国内のミラクルラボ株式会社で製造したものを使用しており、治療部位によっては脱着が難しいなどのデメリットがあります。国内に同じような性能の代替品はなく、諸外国での安全性については情報が少ないため、明示することができません。(約13.2~99万円/税込※症例によって変動)