「自分の歯を残すという選択肢が増える入れ歯」(60代 女性)
No.105「自分の歯を残すという選択肢が増える入れ歯」(60代 女性)
患者様アンケート(抜粋)
<当院に来院されたきっかけ>
これまで診て頂いていた歯科医院が閉院された状況でした。古いブリッジがぐらついていて外れそうだった為、インターネットで探したところ女性専門入れ歯サイトよしはら歯科クリニックのHPに気を引かれました。
<治療の前まで不安だった、困っていたことは?>
ブリッジだったものから入れ歯ミラクルデンチャーにする事に不安はありましたが、自分に合う様に他の歯の治療等、先生に処置して頂いて不安は当初の説明を聞いた時点で無くなりました。
<治療後の感想など>
仮歯の装着からミラクルデンチャーを装着してみて違和感が無く自分の歯茎にピッタリとフィットしていく事に感動しました。
きれいな歯並びにして頂いて大変満足です。
つい装着している事を忘れる程ですが、食事となると痛くはないのですが、入れ歯と歯茎の間に食材(カス)が入って気持ちが悪いので慣れる必要があります。・・・と思っていました。
しかし、調整後はもっとピッタリして気にならなくなりました。調整できるのがとても良いです。
入れ歯装着前
入れ歯装着時・製作した金属床義歯・ミラクルデンチャー
下顎 ミラクルデンチャー右下7654321 左下4567
治療の概要
年齢・性別 | 60代 女性 |
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治療費用 | 上顎 ミラクルデンチャー右上776 左上123 605,000円(税込) |
治療期間 | 10ヵ月 20回※全体治療含む |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
こちらの方は、これまで通っていた近くの歯科医院が閉院されたことで、新たに行くのなら、女性の入れ歯が得意そうなところが良いのではないかと、ネットで検索、無料相談から来院されました。
ブリッジが外れてしまったところを入れ歯にするか否か、それ以外の治療をする箇所も何か所かあり、最初は不安を感じておられたそうです。
治療ではなく、相談と検査の時間をしっかりと設けることによって、現在のお口の状態、今後の変化の見通し、治療方法の選択肢、各治療のメリットとデメリット、費用や期間などをお話することで段々と不安を払拭されたようです。
今回、ブリッジの部分は中の土台の部分の問題でしたので、残念ながらもう一度ブリッジ治療することは難しい状況でしたので、機能性、審美性に優れたミラクルデンチャーを選択されました。
初めての入れ歯特有の違和感も早々に無くなり、フィット感が思ったより良くビックリされたとおっしゃっていました。
入れ歯は型取りをしたものをベースに石膏模型を作り、これに合わせて正確にお口の中に合う入れ歯を製作していきます。よしはら歯科では、通常はリハビリ用義歯(仮義歯)からはじめ、最終義歯への2段階でより精密な工程をとっています。
しかし、口腔内は柔らかい粘膜で覆われていますので、石膏模型とは環境が違います。変化する口腔内の中で、多少のずれが生じることも否めません。そこで、ミラクルデンチャーでは、仮義歯の段階で何度も調整を繰り返し、最終義歯でもよりフィット感を増すために、「リベース」という手法を用います。リベースは、義歯床用材料を使用し,義歯床下粘膜との適合をはかるもので、ユニット上でその場で直接調整できる利点があります。(通常、入れ歯の修理や大きな修正は、お預りして専門の技工所に依頼します)
最近増えている審美義歯のノンクラスプデンチャーの中には、非常に軽くて小さく、見た目が良いものがあります。気を付けなければいけないのは、強度にやや欠ける点や、ポリアミド系樹脂などではリベースといった修正がしにくい素材を使用している場合です。
ミラクルデンチャーは見えないところを金属でしっかり補強したわみを防止し、常に修理や調整がしやすい素材や形状をとっていることが、メリットと言えるでしょう。
入れ歯が入るお口の中は、将来の変化を想定しなければなりません。仮に隣の歯が抜けるような状態になっても増歯(人工歯を追加する修理)をして入れ歯をお口に合わせて変化させていく必要があります。
増歯をすることが難しいタイプの入れ歯の場合は、リスクのある歯は、事前に抜歯をしなければいけないという判断も必要になってくるでしょう。長い目で見た時にその方が好ましい場合もあります。しかし、自分の歯を保存するという選択肢が増えることは、患者様にとってプラスの面を多いため、ミラクルデンチャーは優れた義歯の一つだと言えるでしょう。
※ミラクルデンチャーは薬機法上の承認を得ておりません。国内のミラクルラボ株式会社で製造したものを使用しており、治療部位によっては脱着が難しいなどのデメリットがあります。国内に同じような性能の代替品はなく、諸外国での安全性については情報が少ないため、明示することができません。(約13.2~99万円/税込※症例によって変動)