「しっかり安定する義歯があって良かった」 (60代 女性)
No.27「しっかり安定する義歯の取り扱いがあって良かった」 60代 女性 千葉県
こちらの患者様は『歯医者さん嫌い』ということで、かれこれ20年くらい歯科医院に来ていなかった患者様でした。
初見では、お口の中は全体的に歯周病が進行しており、むし歯も未処置になっている歯も多くありました。
そこで、最初の2ヵ月は歯周病の治療を徹底的に行い、止むを得ず残せない歯は抜歯し、口腔内全体の環境を整えることからスタートしました。
その後の治療の選択肢としては、機能的なインプラントという方法も考えられましたが、ご本人のご希望は『インプラント以外』ということでしたので、残っている歯を最大限活かして、茶筒の原理を応用したミラクルデンチャーとすることにしました。
茶筒の原理を応用した技法は、100年以上前にドイツで開発された入れ歯の技術です。この義歯は茶筒型とも言われ、蓋がすっぽりと入り込みなかなか外れない入れ歯です。
この原理を使用する義歯は細かい技工製作の精度が問われるので、なかなか対応できる技工所や歯科医院がないので、当院で対応できるということに大変喜ばれました。
上下とも、口腔内の変化に対応できるミラクルデンチャーでしっかり噛めて、かつ審美的にも自然で納得のいくものになり、喜んで頂きました。
※ミラクルデンチャーは薬機法上の承認を得ておりません。国内のミラクルラボ株式会社で製造したものを使用しており、治療部位によっては脱着が難しいなどのデメリットがあります。国内に同じような性能の代替品はなく、諸外国での安全性については情報が少ないため、明示することができません。(約13.2~99万円/税込※症例によって変動)
治療前
治療後
製作したミラクルデンチャー
上顎 左上1234567 右上126
下顎 左下1267 右下16