ミラクルデンチャー症例74(40代 女性)
ミラクルデンチャー症例74(40代 女性)
左下7
治療の概要
治療費用 | 180,000円 |
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治療期間 | 約2ヵ月 |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
こちら方は、ホームページで入れ歯相談のサイトを探され、無料相談を利用して来院されました。左下に1本欠損の部分の治療で、インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)の3つの治療方法を検討した結果、審美義歯で機能性と耐久性に優れたミラクルデンチャーを選択されました。
当院でもインプラントを選択することがあるケースでしたが、ご本人のインプラントに対する抵抗感(身体の中に異物を埋め込む)があり、お手入れも楽で周囲の歯への影響の少ないタイプの義歯を選ばれました。
ノンクラスプデンチャーと言われる、金属を使わないピンク色のレジン(歯科用プラスティック)だけの義歯は、軽く手ごろなものも多いのです。しかし、どうしも強い力がかかる奥歯では、長く快適に使用することが難しいことがあります。
ミラクルデンチャーは、金属のフレームやフックの部分をピンク色のレジンで覆い、且つ設計も特殊な構造になっており外れたり、ずれたりしにくくになっています。
(知恵の輪がイメージとして近いかもしれません)
また、最近はミラクルデンチャーのような機能的な審美義歯の技術も進歩し、様々な入れ歯がでており海外製のものもあります。やはり海外の技工所では細かい意思疎通が難しいと聞いたことがあます。
今回のミラクルデンチャーですと、義歯専門の歯科技工所に依頼し、担当の歯科技工士さんとコミュニケーションを取りながら、お互いに患者さんに少しでも喜んでもらおうと日々切磋琢磨できるチームとして製作にあたっています。
今回の義歯は、1歯欠損の小さいものですが、この小さな綻びを、小さなうちに的確な処置をすることが大事になってきます。歯科治療の場合、後から良い治療を選択しようとするよりも、できるだけ早い段階で的確な治療ができたかによって、予後が大きく変わって来ます。定年になって時間ができてからゆっくり歯の治療もしようと思って・・という方もいらっしゃいますが、その時には、口腔内の状況が変わってしまい、選択肢が狭まってしまうことがあります。
今回は、完成まで、調整の回を含めて全部で3回の来院。外科処置をしたり、薬を飲むこともなく、身体のへの侵襲が少ない治療ができるのが、機能的な審美義歯の優れたところです。
※ミラクルデンチャーは薬機法上の承認を得ておりません。国内のミラクルラボ株式会社で製造したものを使用しており、治療部位によっては脱着が難しいなどのデメリットがあります。国内に同じような性能の代替品はなく、諸外国での安全性については情報が少ないため、明示することができません。(約13.2~99万円/税込※症例によって変動)